
経験を役立てられる仕事
ブライダルコーディネーターは、新郎新婦の結婚式をプランニングするお仕事です。
お2人から結婚式の夢や希望を聞いて、予算と照らしあわせてできるだけ希望通りの結婚式を執り行えるようにプランを考えます。
ママさんはすでに結婚している人がほとんどなので、結婚式を経験している方も多いです。
自分のときの成功談や失敗談を参考にしながら、よりよい結婚式を企画することができますので、経験を活かして働くことができますし、人を幸せにする仕事なので、ブライダルコーディネーターの仕事はとても人気があります。
ブライダルコーディネーターは、フリーで活動している人もいれば、結婚式場に雇用されて業務を行っている人もいます。
フリーの場合は、カップルと予定を組みながら都合のいい時間に仕事をすることができますが、いきなりフリーで仕事ができるわけではないので、最初はみなさん結婚式場などに所属して実務経験を積み、そこから独立しているようです。
メリット、デメリット
ブライダルコーディネーターの仕事は、結婚が決まった人に対してコミュニケーションを取りながら仕事を進めていくので、営業ノルマなどはあまり関係しないため、気負いすることなく働けるというメリットがあります。
また、前述したようにとても前向きな業務なので、幸せ絶好調のカップルを見ながら楽しく働けるというのも大きなメリットです。
デメリットは、予算とお客様の希望がどうしてもそぐわないときのやりくりが難しいことや、わがままなカップルの担当になってしまうと、予算との兼ね合いややりとりなどで、かなりストレスが溜まるということが挙げられます。
あとは、多くのブライダルコーディネーターがシフト勤務のため、土日祝日は稼ぎどきということもあって仕事になってしまう場合がほとんど。
そのため、日曜日が休みの保育園の場合、仕事と育児の両立に苦労してしまうかもしれません。
ブライダルコーディネーターになるには
まずは結婚式場に就職をして、そこからブライダルコーディネーターを目指すというのが一般的です。
特に資格がなくても仕事をすることは可能ですが、ブライダルに関する知識がまったくない状態だと採用されにくいですし、実際に仕事をするにあたっても困ることが多いので、資格取得を通して学ばれる方が多いです。
就職の際のアピールポイントにもつながりますので、これからブライダルコーディネーターを目指したいという人は、まずは資格取得にチャレンジしてみてはいかがでしょう。