保険業界の問題
保険業界の現状と今後についてここでは見て生きたいと思います。損害保険業界で見ると業界規模は7兆円規模です。経常利益の合計は5596億円で、過去5年間の伸び率を見てみると1.5パーセント増えています。総資産額は53兆円です。今損害保険業界で働いている人は5000人弱で平均年齢を見ると42.6歳というのが年齢の平均です。平均年収は896万円といいますからかなり年収だけを見てみると高めの設定になっています。今働いている人たちの平均勤続年数は14.5年です。
今の保険業界の規模は平成20年、21年には若干規模が減ったのですがまた増えているのが現状です。生命保険業界がなぜ落ち込んだのか、平成19年の秋にリーマンショック、金融危機の影響によってそれぞれの会社が保有している有価証券が評価損になりました。そのために平成21年の3月の決算時には最終赤字で計上する会社は12社ある中で7社になったという事実もあります。平成22年以降は業績が回復傾向にあり、平成24年には株高などの影響もあったことから、業績はリーマンショック前の水準くらいまでは回復しているのですが、現状として、高齢者の車の運転による事故が多発したことによって損害率が増えたこと、そして若者の車離れなどもあり、保険に加入しない人が多いということから自動車保険を主力にしていた会社などは苦戦を強いられているのが今の現状です。これからも本格的にマーケットを拡大する道というのは解決できていないのが現状です。
大手企業の統合
そして国内のマーケットの縮小があったことで保険業界は大きな再編が行われていたのも事実です。三井住友海上グループと、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の3つの会社が経営統合して、MS&インシュアランスグループホールディングスが立ち上がりましたし、同じ年に傘下のあいおい損害保険とニッセイ同和損害保険が合併してあいおいニッセイ同和損害保険が誕生しています。そして損害保険ジャパン、日本興亜損害保険が統合してNKSJホールディングスが発足して東京海上HDとあわせるとメガ損保3強次代に入ったというのが今の現状です。これからの保険業界は主力である自動車保険と火災保険事業を強めることが求められているといってもいいでしょう。
なかなか厳しい時代に入っている中で、不況の影響も受けやすい保険業界ではありますが、立ち直り、合併や経営統合もしつつ再編して再起を図ろうとしている状況にあるのが今の現状です。今後も外資の参入もあるかと思いますが国内の大手の保険会社は踏ん張りどころといったところでしょう。