
さまざまな雇用形態のある保育士の仕事
保育士は、皆さんご存知の通り保育園で園児たちの面倒を見る仕事です。
保育士として働くためには、所定の大学や専門学校を修了して、国家試験を受験、合格する必要があります。
看護学校などは通信制はありませんが、保育科においては通信制のクラスを用意している学校もあるので、社会人になってからも目指している人が多いです。
近年はかなり保育士不足に悩まされているようなので、比較的仕事を見つけやすいというメリットがあります。
また、保育園によりますが、日曜日をお休みにしている保育園も多いので、育児との両立が比較的しやすいという点も、保育士が人気のある理由です。
正社員は遅番と早番で分かれていて、遅番の場合は自分の子どもを預けている保育園のお迎えに間に合わないこともありますが、保育士の仕事はパートタイムでの募集もあり、その場合はお迎えに合わせて働くことができます。
また、パートタイムであれば無資格でも「保育補助」として勤務することもできますので、保育士の仕事をしたいけれど、資格がないからできないと悩んでいる方は、まずは保育補助の仕事から初めてみてはいかがでしょう。
保育士に向いている人
保育士に向いている人は、やはり子どもが好きであるということが重要です。
自分の子どもはかわいいけれど、人の子どもはかわいくないという人は、保育士としての仕事は難しいかもしれません。
逆に、自分の子どもにはつい感情的に怒ってしまうけれど、保育園の子どもには冷静に対処できるという人もいますので、ご自身の適正に合わせて働くかどうかを検討してみるとよいと思います。
保育士の仕事はかなり体力を使います。
年長さんになるととても元気なので、追いかけるだけで一苦労。
そのため、ある程度体力がある人は、保育士の仕事をするのに向いています。
そのほか、パートタイムの場合はピアノを弾けないといけないという決まりはないようですが、ピアノを弾ける人は即戦力として活躍できると思います。
これから保育士の資格取得を検討している人は、ピアノの課題などがありますので、できるだけ早めに練習を始めることをおすすめします。
保育士の仕事はあまり報酬がよくないことで知られていますが、子どもたちと楽しく仕事ができる上に、求人も多く、採用されやすいため、ママさんの働き口としては適しているのではないでしょうか。
保育園に募集の貼り紙が出ていることもありますので、一度チェックしてみては。